お絵描き練習14(色塗り説明回)
皆様こんばんは。
おふとーくんです('ω')ノ
今回も、『モブの元RPGの進め方』
の主人公、ビンセントさんイラストを描いていきます。
まずは、本日の進捗を報告させていただきます。
ビンセントさんの色塗りに入りました。
以上です。
それでは、毎度同じく順を追って色塗り行程の説明をさせていただきます。
前回のカミラさんのイラストの時は、いろのぬりかたもわからず、調べもせず塗りましたが、今回はイラストの色の塗り方という物を少し調べて塗りました。
今更ながら、使用しているイラストツールを紹介いたします。
行程を追っていくので、もし参考になるようでしたら、是非参考にしてください。
私はイラストを、カミラさんでは『メディバンペイント』という無料の物を使って描きましたが、今回のビンセントさんは、ペンタブを買ってきたときについてきた「クリスタスタジオ」という定期有料ソフトを使って作成しております。
メディバンペイントでも十分なのですが、折角ついてきたので、こっちを使いました('ω')
クリスタの操作方法も、調べたものになりますが記載いたします。
それでは話を戻して、説明をさせていただきます。
まず塗る前がこちらですね。
コレは前回までの絵ですが、コレに色を付けていきます。
初めに、線画が黒なので、変に浮かないように色を薄めていきます。
クリスタで線画の色を変えるには、描いた線画レイヤーのをそれぞれ[合成モード:通常]→[乗算]に変更し、[透明ピクセルをロック]をオンにします。
線画レイヤーをこうして変更すると、背景を透明設定し射ている場合に限りますが、ペンツールが透明の部分には反応せず、描かれた部分だけを編集可能にできますので、そのままGペンの色を望みの色にして、ペンサイズを最大にして使ってやれば、あっという間に線画の色を変更できます。
ビンセントさんの線画を、黒から紺に変更しました。
今回の色の塗り方は作業的には単純で、バケツツールで塗りつぶしてから、微調整をしていくという方法です。
まず、上の画像の様に、新しいレイヤーを作って、そのレイヤーを目立つ色で塗潰します。
このレイヤーは、後でキャラクターを塗るときに、塗残しが無いかを確認できますので、完璧に濡れてるか自信がない場合は、こうして確認しながらやったほうがきれいにできると思います。
肌を塗ります。
ビンセントさんの今の肌色は、こうなっております。
参考なまでに。
因みにですが、私も塗るときに肌色をどうしようかかなり迷いました。
ですが、調べてみると、だいたい上の色設定の周囲を調整するだけで肌色にはなりそうです。
ビンセントさんの肌がおかしくなってきましたね。
これは最近イラストでよく見る、肌の赤みを付けて、表情をつくっていきます
水彩ツールの、「水多め」というツールを使って、赤くしたいところを塗ります。
今回は、上の色設定で赤みを付けました。
水彩ツールで赤みを付けた後は、ぼかしツールの「色混ぜ」という物を使って、自然になるように馴染ませます。
コレをやらなければ、オカメの様になってしまいます。
上は顔ではありませんが、少し赤みがかっているというか、濃くなっているのが、赤を付けた後にぼかしツールで馴染ませた状態になります。
下の画像では二行程後の画像ですが、まず第一に肌発色を描いていきます。
コレは肌のレイヤーの上に、新たなレイヤーを作て、合成モードを通常から、加算:(発光)にし、不透明度を30%程にします。
肌の元の色をベースにして、ブラシ「柔らか」ツールで反射光面を塗っていきます。
ただ、コレをやりすぎの場合は、全身鏡面反射光人間になりますのでご注意ください。
はい、上の画像の第二行程ですが、きっとイラストを描く人が好きな工程の一つではないでしょうか。
私は好きでも何でもなかったのですが、こうやってみると今回好きになりました。
『影付け』です\(^o^)/
影を描くことにより、イラストに一気に遠近感が出ます。
また、コレも最初に言うべきなのですが、今言申し上げます。お許しください。
私は、前回のカミラさんのイラストではレイヤーを、
キャラクターに1枚、前景に一枚、背景に一枚
で、計三枚のレイヤーで描いていましたが、今回は違います。
行程ごとにレイヤーを細かく分けています。
肌の色や肌の影、肌の赤みも分けており、それとは別に髪の色、紙の影もレイヤー分けをしておりますのでご注意くださいませ。
というより、私もカミラさんを描いている時、レイヤー分けをそんなにする必要が無いのでは、と思って、必要最低限の三枚のレイヤーで描いていましたが、
レイヤーを分ければその分整理が付きますし、修正も利くという利点がありました。
色を塗るのに正解とかはなさそうなのですが、今回は細かくレイヤー分けをして描いていきます。
脱線しましたね、話を戻します。
上の色設定が今回の影の色です。
影はGペンツールで描きました。
肌の色塗りは以上です。
次は髪の毛の色を塗ります。
ビンセント君の紺色の髪がバケツにより塗られました。
肌を塗るときもそうですが、バケツツールで塗残しがある場合は、Gペンツールの濃さ100%でしっかりと修正しましょう。
特に線画付近は、ジャギーの餌食となって塗残しが目立ちますので、しっかりとGペン等で線画塗ってあげましょう。
ビンセント……君サラッサラやな。
はい。この工程も好きな方がいるのではないでしょうか。
私は初めてやりましたが、髪の毛の艶出しです。楽しかったです。
ぼさぼさのキャラクターや、艶消しの物を描く場合は必要ないですが、それ以外の物にはこの艶出しがあった方が綺麗ですし、それっぽく見えます。
艶の出し方は、肌の赤みを付けた時と一緒で、水彩「水多め」ツールとぼかし「色合わせ」ツールを使います。
紙の色を白に近づけた色の水彩ツールで、髪に沿うように線を縦に引いていきます。
ある程度線を引いたら、ぼかしツールで自然になるように馴染ませていきます。
また、光源に対して強く当たる反射面に連れて色を薄くしますが、奥行きのある部分や、影となる部分は白をあまり持ってこないようにしましょう。
髪の毛の艶出しをした後は、髪の影を描いていきます。
さっき、影となるう部分や、奥行きのある部分には白をあまり持ってこないよう書きました。
ここでは艶出しと同じ方法で、色を髪のベース色より濃くして影の部分に塗っていきます。
今回影を付けたのは頭頂部付近とうなじ付近の髪の毛です。
次は、眼を塗っていきます。
この工程、大好きです\(^o^)/好きなように塗って、好きな眼球をキャラに与えましょう。
と言いたいのですが、眼の塗り方も少し調べましたので、書かさせていただきます。
眼のレイヤーを造り、眼の周囲を白で塗りつぶしましょう。
そのレイヤーの上に、眼の色のレイヤーを造ります。
この際、このレイヤーは、眼のレイヤーに対してクリッピングします。
クリッピングというのは、対象にしたレイヤーに対してのみ反映されるようにすることで、色のはみ出しを防げます。
眼のところだけではなく、もちろん肌を塗るときにも使えますので、ぜひ使ってみてください。
このクリッピングさせたレイヤーに、決めている目の色を塗ります。
私は濃いめの紺を上に、下には青を塗りました。
コレが目のベース色となるわけです。
この色のレイヤーに対して更に上にレイヤーを重ねます。
このレイヤーを、通常モードから、合成モード:オーバーレイにします。
オーバーレイというのは、合成色に対して、濃く塗ったものはさらに濃く、薄くなったものはさらに薄くなる合成で、色のメリハリがつけやすいです。
特に透過性のある目を描く際には、反射部分と眼球部分を描く際に重宝すると思います。
今回私は、このオーバーレイレイヤーで、眼球に白を入れて、眼球内に水色の反射光を描き入れました。
コレで髪と目の色塗りは終了です。
が、今回は戦いの場面ですので、汚れレイヤーを追加します。
ビンセント君の血ではありませんが、返り血です。
あと、ビンセント君の鎖帷子の内側のインナーを黒を基調とした紺で塗りました。
何気にこれが一番時間かかりました(^q^)
今回は、ビンセント君の体の色塗りをして、ビンセント君の装備のいろまで入りました。
そこで以上となります。
次回は、装備の色塗りの続きからやっていきます。
それではまた('ω')ノ